国産車を対象としたRJCカーオブザイヤーは「マツダ アテンザ」が受賞しました。 輸入車を対象としたRJCカーオブザイヤー・インポートは「ボルボ V40」が受賞しました。 技術を対象としたRJCテクノロジーオブザイヤーは三菱アウトランダーPHEVに採用された「プラグインハイブリッドEVシステム」が受賞しました。 また、RJCパーソン オブ ザ イヤーはパリダカールラリーに連続30回以上連続出場し続け、ギネスにも認定された「菅原義正」氏(72歳)が受賞しました。
マツダ アテンザ
このクラスの車としては珍しいほどの軽快さと、ナチュラルで正確なハンドリングにより乗っていて楽しい車に仕上げた。しかも、きわめて優れたディーゼルエンジンも搭載し(販売比率約80%)、その普及にも大きく貢献した。同社独自開発のスカイアクティブ・システムに加え、減速時のエネルギーをキャパシターに蓄積するi-ELOOPを開発。総合的に環境性能と操る楽しさを両立させたモデルに仕上げたことが評価された。
2014年次 RJC カー オブ ザ イヤー(国産車)選考結果
メーカー |
車名 |
得点数 |
ダイハツ工業 |
タント/タントカスタム |
112 |
富士重工業 |
SUBARU XV HYBRID |
150 |
本田技研工業 |
フィット/フィット ハイブリッド |
207 |
マツダ |
アテンザ |
303 |
三菱自動車工業 |
アウトランダーPHEV |
262 |
三菱自動車工業/日産自動車 |
eKワゴン/デイズ |
81 |
スズキ |
スペーシア/スペーシアカスタム |
166 |
ボルボ V40
高水準の競合車がひしめく欧州小型車群の中で、特徴的かつ個性豊かな車づくりに成功した点が高く評価された。走る、曲がる、止まるのダイナミクスを飛躍的に向上させた上で、伝統の安全設計は史上初となる対歩行者用エアバッグを追加設定するなどして大幅に強化。ボディは実用的な5ドアハッチバックとスペースユーティリティに優れたエステートワゴンを融合させ、独自のフォルムを完成した。
2014年次 RJC カー オブ ザ イヤー(インポート)選考結果
インポーター/ブランド |
車名 |
得点数 |
アウディ |
A3スポーツバック |
234 |
BMW |
3シリーズ グランツーリスモ |
156 |
フィアット |
パンダ |
128 |
メルセデス・ベンツ |
Aクラス |
197 |
フォルクスワーゲン |
ゴルフ |
225 |
ボルボ |
V40 |
341 |
プラグインハイブリッドEVシステム
三菱独自のEVシステムを最大限に生かしながら、燃費の良い長距離走行を可能とし、そのために改良したエンジンを採用。充電効率を高めながら、外部からも搭載バッテリーへの充電を可能としたプラグインハイブリッドで、SUV用として4WDを司るのは、前後ともモーターによる。普通の走行ではバッテリーからのエネルギーを使い、バッテリーの残量が少ない場合や、走行負荷に応じて適時エンジンを始動させる。エンジン、バッテリー、発電機、モーターの使い分けがバランスの良い動力を生み出した。その部分が評価された。
2014年次 RJC テクノロジー オブ ザ イヤー選考結果
技術名 |
搭載車名 |
得点数 |
衝突回避支援システム「スマートアシスト」 |
ダイハツ ムーヴ |
110 |
スポーツハイブリッド i−MMD |
ホンダ アコードハイブリッド |
177 |
SKYACTIV-D 2.2 + i-ELOOP |
マツダ アテンザ |
214 |
プラグインハイブリッドEVシステム |
三菱 アウトランダーPHEV |
328 |
デュアルジェットエンジン |
スズキ スイフト |
155 |
歩行者エアバッグ |
ボルボ V40 |
162 |
衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム |
ボルボ 2014モデル全車 |
135 |
●受賞者: 菅原義正 氏
[信任投票により決定]
NPO法人 日本自動車研究者ジャーナリスト会議
3部門の6ベスト決定!
2014年次RJCカーオブザイヤーの第一次開票が11月1日に行なわれ、各部門の6
ベストが決まりました。今年は国産車とテクノロジーに同点があったため、同部門は7車(技術)となっております。
ダイハツ工業 / タント/タントカスタム |
富士重工業 / SUBARU XV HYBRID |
本田技研工業 / フィット/フィットハイブリッド |
マツダ / アテンザ |
三菱自動車工業 / アウトランダーPHEV |
三菱自動車工業/日産自動車 eKワゴン/デイズ |
|
|
スズキ / スペーシア/スペーシアカスタム |
|
2014年次RJCカーオブザイヤー 一次開票結果
メーカー名 | 車 名 | 得票数 | 6ベスト | |
1 | ダイハツ工業 | タント/タントカスタム | 24 | ○ |
2 | 富士重工業 | フォレスター | 7 | |
3 | 富士重工業 | SUBARU XV HYBRID | 24 | ○ |
4 | 本田技研工業 | N-ONE | 15 | |
5 | 本田技研工業 | アコードハイブリッド | 17 | |
6 | 本田技研工業 | フィット/フィットハイブリッド | 45 | ○ |
7 | マツダ | アテンザ | 55 | ○ |
8 | 三菱自動車工業 | アウトランダーPHEV | 51 | ○ |
9 | 三菱自動車工業/日産自動車 | eKワゴン/デイズ | 25 | ○ |
10 | 日産自動車 | シルフィ | 3 | |
11 | スズキ | スペーシア/スペーシアカスタム | 43 | ○ |
12 | トヨタ自動車 | クラウン | 23 | |
13 | トヨタ自動車 | カローラアクシオ/カローラフィールダー・ハブリッド | 15 | |
14 | トヨタ自動車 | レクサスIS | 7 |
アウディ / A3スポーツバック |
BMW / 3シリーズグランツーリスモ |
フィアット / パンダ |
メルセデス・ベンツ / Aクラス |
フォルクスワーゲン / ゴルフ |
ボルボ / V40 |
2014年次RJCカーオブザイヤー 一次開票結果
メーカー名/ブランド名 | 車 名 | 得票数得票数 | 6ベスト | |
1 | アウディ | Q5ハイブリッド | 11 | |
2 | アウディ | A8ハイブリッド | 4 | |
3 | アウディ | A3スポーツバック | 35 | ○ |
4 | BMW | 3シリーズグランツーリスモ | 28 | ○ |
5 | BMW | 4シリーズクーペ | 18 | |
6 | クライスラー | 300 | 5 | |
7 | クライスラー | イプシロン | 7 | |
8 | フィアット | パンダ | 42 | ○ |
9 | フォード | フォーカス | 18 | |
10 | フォード | クーガー | 5 | |
11 | メルセデス・ベンツ | Aクラス | 37 | ○ |
12 | メルセデス・ベンツ | Eクラス | 11 | |
13 | メルセデス・ベンツ | CLAクラス | 15 | |
14 | メルセデス・ベンツ | Sクラス | 5 | |
15 | フォルクスワーゲン | ゴルフ | 57 | ○ |
16 | ボルボ | V40 | 56 | ○ |
技術名 | 搭載車両名 |
衝突回避支援システム「スマートアシスト」 | ダイハツ ムーヴ |
スポーツハイブリッド i-MMD | ホンダ アコードハイブリッド |
SKYACTIV-D 2.2 + i-ELOOP | マツダ アテンザ |
プラグインハイブリッドEVシステム | 三菱 アウトランダーPHEV |
デュアルジェットエンジン | スズキ スイフト |
歩行者エアバッグ | ボルボ V40 |
衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム | ボルボ 2014年モデル全車 |
2014年次RJCテクノロジーオブザイヤー 一次開票結果
技 術 名 | 搭載車両名 | 得票数 | 6ベスト | |
1 | 衝突回避支援システム「スマートアシスト」 | ダイハツ ムーヴ | 35 | ○ |
2 | スバルXVハイブリッドシステム | スバル XV HYBRID | 19 | |
3 | スポーツハイブリッド i-MMD | ホンダ アコードハイブリッド | 27 | ○ |
4 | スポーツハイブリッド i-DCD | ホンダ フィットハイブリッド | 26 | |
5 | SKYACTIV-D 2.2 + i-ELOOP | マツダ アテンザ | 47 | ○ |
6 | i-ACTIVSENSE | マツダ アテンザ | 17 | |
7 | プラグインハイブリッドEVシステム | 三菱 アウトランダーPHEV | 52 | ○ |
8 | デュアルジェットエンジン | スズキ スイフト | 27 | ○ |
9 | 進化型レーダーセーフティパッケージ | メルセデス・ベンツE/Sクラス | 20 | |
10 | マジックボディコントロール | メルセデス・ベンツSクラス | 6 | |
11 | 2.0L 直4 Blue DIRECTターボエンジン | メルセデス・ベンツEクラス | 7 | |
12 | 歩行者エアバッグ | ボルボ V40 | 35 | ○ |
13 | 衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム | ボルボ 2014年モデル全車 | 36 | ○ |