第23回(2014年次)RJC カー オブ ザ イヤー

国産車を対象としたRJCカーオブザイヤーは「マツダ アテンザ」が受賞しました。 輸入車を対象としたRJCカーオブザイヤー・インポートは「ボルボ V40」が受賞しました。 技術を対象としたRJCテクノロジーオブザイヤーは三菱アウトランダーPHEVに採用された「プラグインハイブリッドEVシステム」が受賞しました。 また、RJCパーソン オブ ザ イヤーはパリダカールラリーに連続30回以上連続出場し続け、ギネスにも認定された「菅原義正」氏(72歳)が受賞しました。  

 

 

2014年次RJCカーオブザイヤー 最優秀賞

マツダ アテンザ

このクラスの車としては珍しいほどの軽快さと、ナチュラルで正確なハンドリングにより乗っていて楽しい車に仕上げた。しかも、きわめて優れたディーゼルエンジンも搭載し(販売比率約80%)、その普及にも大きく貢献した。同社独自開発のスカイアクティブ・システムに加え、減速時のエネルギーをキャパシターに蓄積するi-ELOOPを開発。総合的に環境性能と操る楽しさを両立させたモデルに仕上げたことが評価された。

 

2014年次 RJC カー オブ ザ イヤー(国産車)選考結果

メーカー

車名

得点数

ダイハツ工業

タント/タントカスタム

112

富士重工業

SUBARU XV HYBRID

150

本田技研工業

フィット/フィット ハイブリッド

207

マツダ

アテンザ

303

三菱自動車工業

アウトランダーPHEV

262

三菱自動車工業/日産自動車

eKワゴン/デイズ

81

スズキ

スペーシア/スペーシアカスタム

166

 

2014年次RJCカーオブザイヤーIMPORT(インポート)

ボルボ V40

高水準の競合車がひしめく欧州小型車群の中で、特徴的かつ個性豊かな車づくりに成功した点が高く評価された。走る、曲がる、止まるのダイナミクスを飛躍的に向上させた上で、伝統の安全設計は史上初となる対歩行者用エアバッグを追加設定するなどして大幅に強化。ボディは実用的な5ドアハッチバックとスペースユーティリティに優れたエステートワゴンを融合させ、独自のフォルムを完成した。

 

2014年次 RJC カー オブ ザ イヤー(インポート)選考結果

インポーター/ブランド

車名

得点数

アウディ

A3スポーツバック

234

BMW

3シリーズ グランツーリスモ

156

フィアット

パンダ

128

メルセデス・ベンツ

Aクラス

197

フォルクスワーゲン

ゴルフ

225

ボルボ

V40

341

 

2014年次テクノロジー・オブ・ザ・イヤー

プラグインハイブリッドEVシステム

三菱独自のEVシステムを最大限に生かしながら、燃費の良い長距離走行を可能とし、そのために改良したエンジンを採用。充電効率を高めながら、外部からも搭載バッテリーへの充電を可能としたプラグインハイブリッドで、SUV用として4WDを司るのは、前後ともモーターによる。普通の走行ではバッテリーからのエネルギーを使い、バッテリーの残量が少ない場合や、走行負荷に応じて適時エンジンを始動させる。エンジン、バッテリー、発電機、モーターの使い分けがバランスの良い動力を生み出した。その部分が評価された。

 

2014年次 RJC テクノロジー オブ ザ イヤー選考結果

技術名

搭載車名

得点数

衝突回避支援システム「スマートアシスト」

ダイハツ ムーヴ

110

スポーツハイブリッド i−MMD

ホンダ アコードハイブリッド

177

SKYACTIV-D 2.2 + i-ELOOP

マツダ アテンザ

214

プラグインハイブリッドEVシステム

三菱 アウトランダーPHEV

328

デュアルジェットエンジン

スズキ スイフト

155

歩行者エアバッグ

ボルボ V40

162

衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム

ボルボ 2014モデル全車

135

 

2014年次 RJC パーソン オブ ザ イヤー

●受賞者: 菅原義正 氏


[信任投票により決定]

NPO法人 日本自動車研究者ジャーナリスト会議

 


3部門の6ベスト決定!
2014年次RJCカーオブザイヤーの第一次開票が11月1日に行なわれ、各部門の6 ベストが決まりました。今年は国産車とテクノロジーに同点があったため、同部門は7車(技術)となっております。

 

2014年次 RJC カー オブ ザ イヤー(国産車) 6ベスト

ダイハツ工業 / タント/タントカスタム

富士重工業 / SUBARU XV HYBRID

本田技研工業 /  フィット/フィットハイブリッド

マツダ / アテンザ

三菱自動車工業 / アウトランダーPHEV

三菱自動車工業/日産自動車 

eKワゴン/デイズ

 

スズキ / スペーシア/スペーシアカスタム

 

 

2014年次RJCカーオブザイヤー 一次開票結果


 メーカー名          車    名 得票数 6ベスト
1 ダイハツ工業 タント/タントカスタム 24
2 富士重工業 フォレスター 7
3 富士重工業 SUBARU XV HYBRID 24
4 本田技研工業 N-ONE 15
5 本田技研工業 アコードハイブリッド 17
6 本田技研工業 フィット/フィットハイブリッド 45
7 マツダ アテンザ 55
8 三菱自動車工業 アウトランダーPHEV 51
9 三菱自動車工業/日産自動車 eKワゴン/デイズ 25
10 日産自動車 シルフィ 3
11 スズキ スペーシア/スペーシアカスタム 43
12 トヨタ自動車 クラウン 23
13 トヨタ自動車 カローラアクシオ/カローラフィールダー・ハブリッド 15
14 トヨタ自動車 レクサスIS 7

 

 

2014年次 RJC カー オブ ザイヤー(インポート)6ベスト

アウディ / A3スポーツバック

BMW / 3シリーズグランツーリスモ

フィアット / パンダ

メルセデス・ベンツ /  Aクラス

フォルクスワーゲン / ゴルフ

ボルボ / V40

 

2014年次RJCカーオブザイヤー 一次開票結果


 メーカー名/ブランド名          車    名  得票数得票数 6ベスト
1 アウディ Q5ハイブリッド 11
2 アウディ A8ハイブリッド 4
3 アウディ A3スポーツバック 35
4 BMW 3シリーズグランツーリスモ 28
5 BMW 4シリーズクーペ 18
6 クライスラー 300 5
7 クライスラー イプシロン 7
8 フィアット パンダ 42
9 フォード フォーカス 18
10 フォード クーガー 5
11 メルセデス・ベンツ Aクラス 37
12 メルセデス・ベンツ Eクラス 11
13 メルセデス・ベンツ CLAクラス 15
14 メルセデス・ベンツ Sクラス 5
15 フォルクスワーゲン ゴルフ 57
16 ボルボ V40 56

 


2014年次 RJC テクノロジー オブ ザ イヤー 6ベスト
技術名 搭載車両名
衝突回避支援システム「スマートアシスト」 ダイハツ ムーヴ
スポーツハイブリッド i-MMD ホンダ アコードハイブリッド
SKYACTIV-D 2.2 + i-ELOOP マツダ アテンザ
プラグインハイブリッドEVシステム 三菱 アウトランダーPHEV
デュアルジェットエンジン スズキ スイフト
歩行者エアバッグ ボルボ V40
衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム ボルボ 2014年モデル全車

 

2014年次RJCテクノロジーオブザイヤー 一次開票結果


    技 術 名    搭載車両名 得票数 6ベスト
1 衝突回避支援システム「スマートアシスト」 ダイハツ ムーヴ 35
2 スバルXVハイブリッドシステム スバル XV HYBRID 19
3 スポーツハイブリッド i-MMD ホンダ アコードハイブリッド 27
4 スポーツハイブリッド i-DCD ホンダ フィットハイブリッド 26
5 SKYACTIV-D 2.2 + i-ELOOP マツダ アテンザ 47
6 i-ACTIVSENSE マツダ アテンザ 17
7 プラグインハイブリッドEVシステム 三菱 アウトランダーPHEV 52
8 デュアルジェットエンジン スズキ スイフト 27
9 進化型レーダーセーフティパッケージ メルセデス・ベンツE/Sクラス 20
10 マジックボディコントロール メルセデス・ベンツSクラス 6
11 2.0L 直4 Blue DIRECTターボエンジン メルセデス・ベンツEクラス 7
12 歩行者エアバッグ ボルボ V40 35
13 衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム ボルボ 2014年モデル全車 36