トヨタ ランドクルーザー

オン/オフでの走破性をより高めたsuvキング



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 新型ランドクルーザー200系は、ランドクルーザーブランド内ではフラッグシップにあたるモデルでオンロードにおける快適性を極めているが、オフロードにおける走破性を大幅にブラッシュアップさせたことも併せて、新型のトピックとなっている。余談だが、開発者からも“前後リジッドサスを採用していたハチマル(先々代)レベルのオフロード走破性”との言葉が漏れ聞こえてくるほどに、そのオフ走破性は先代よりも高められている。

 リファインされたV8/4.7Lエンジンは、全域におけるトルクを増すことで高回転域におけるパワー感を手に入れ、不得意回転域を消し去り、大排気量エンジンならではのパワー感を味わえるようになった。もちろん、安易にパワーを求めたのではなく、オンロードでもオフロードでも扱いやすさのある鋭くないレスポンスを表現するなどランクルらしさも残している。オフロード走破デバイスにおけるトピックは、クロールコントロールよりも上級グレードに装備されるKDSSにある。タイヤをいかに路面に接地させるかはオンロードでもオフロードでも走行性能を謳うためには基本となる部分だが、このKDSSによって、オンロードではロールを規制して高い安定感を、オフロードではタイヤの動きを自由にすることで高い走破性を手に入れている。

 そう、日常における快適さだけを追求したあのSUVとは異なる、まさにオールマイティな走行性能を持つSUVなのだ。

<吉田 直志> 最終更新:2010/04/23