トヨタ RAV4 Adventure(3)

大きくなったけど乗りやすい。新AWDシステムは凄い

初代はコンパクト、いまはミディアム。ずいぶん成長したけど扱いやすさはほぼ変わらず。

パワートレーンは写真の2ℓ(126kW)と、2.5ℓハイブリッド(178kW+128kw)。

試乗車(Adventure)の装着タイヤはヨコハマADVIN GT。サイズは235/55R19。



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 オシャレなスタイリング、落ち着きのあるカラーリング、都会派に見えて実はオフロードをがっつり走れる新型RAV4。初代がデビューした頃は、コンパクトSUVとして今はなきパジェロイオとよく比較されていたように思う。あの当時から、見た目にあか抜けた感があって、オフロードをコレで走るの? なんていう人を尻目にオフロードレースで颯爽と走破性を見せつけたりしていた。
 新型RAV4は、当時と比べるとかなりサイズアップした。旧型のファンからしたら大きくなっちゃってイメージが違うと言うかもしれない。でも、前方視界に優れ、ボンネットラインのデザインは見切りが良く、後方視界もすっきり、おまけに最小回転半径5.5ⅿと小回りが利くところは、オフロード走行に慣れない人も扱いやすいと思う。
 今回試乗させていただいた2.0ℓガソリンエンジンのAdventureは、乗りやすかった。人目を引くカッコ良さも心地いい。カラーリングはアッシュグレーメタリック×アーバンカーキの2トーンで好みが分かれるのかもしれないが、上品な色味は女性受けしそうだ。もちろんサポトヨで守られているし、ドライブモードも選べる。とくに後輪の左右トルク制御を実現して高い走破性・操縦安定性と燃費向上を両立させたダイナミックトルクベクタリングAWDはすごいらしい。
 都会的なスタイリングなのに、オフロードのためのアプローチアングル、デパーチャーアングル、ランプブレークオーバーアングルを実現し、スキッドプレートやホイールアーチモールなど、上手く作ってあるなあと感心した。実際にオフロードを走れなかったのは残念だったが、欲張りな要求にも何でもできちゃうぞと、応えてくれそうだ。そうそうこれでこの価格313万7400円(Adventure)は、コストパフォーマンスに優れた逸材ではないだろうか。
報告:緒方昌子
写真:佐久間健

<緒方 昌子 > 最終更新:2019/10/14