VW ゴルフ ヴァリアント

実用性と洗練度の高さに敬服!



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 ゴルフ・ボディをベースに、さらに大きなラゲージスペースが与えられたヴァリアントは寸法上でも大きくなったが、眺めた印象でもゴルフよりひとクラス上のモデルのような存在感が感じられる。 日本市場で販売されるのは、TSIコンフォートラインと2.0TSIスポーツラインの2モデル。話題の中心といえるのはやはり独創的なツインチャージャーシステムによる1.4?エンジン搭載のコンフォートラインだ。低回転域ではターボにプラスしてスーパーチャージャーが、そして中高回転域ではターボ過給が主役を演じるというゼイタクな過給エンジンである。

 走らせてみると、低回転域から滑らかに、しかも力強くまわるエンジン・フィールが実にすばらしい。DSGとの組み合わせにしても、知らないものが乗れば、よくできた普通のATと思うだろう。感じられるのは、とにかく洗練度の高い、極めて自然な走り味である。  このクルマには、最新テクノロジーなどの説明は不要である。なにも知らずとも、使ってみれば、室内やラゲージルームの作り、そして走りの性能と、すべてにおいて洗練性の塊のようなものを誰もが容易に感じとるに違いない。

<杉浦 正敏> 最終更新:2010/04/23